2020.08.19

貧乏神との遭遇

長野県茅野市は自然が豊かで空気が美味しい。ふと遠くを見つめると八ヶ岳が顔を覗かせる。そんなのんびりとした街にも少し変わったスポットはあるものだ。

とある味噌蔵の奥にひっそりと「貧乏神神社」という神社が存在しているとのことで写真を撮影するべく訪れた。

一見すると至って普通な味噌蔵及び直売店といった感じの様相で、本当にここで合っているのだろうか。でも、確認しないことには始まらないので、恥ずかし気に従業員の方に話を聞いてみると、いつも通りの顔で奥の方に案内された。

製造過程を見学できる味噌蔵には一切目をくれることなく、奥の奥まで進んでいくと何やらのれんが見えてきた。

のれんを抜けると、そこには何ともこじんまりとしたアレが置かれていたのである。

1998年に長野県飯田市に建立された貧乏神神社は、祭主の櫻井鉄扇氏のもと自らの弱い心に打ち勝つことを念頭に、心を清める場所として知られてきた。反響は益々大きくなり、ここ茅野市の味噌蔵に諏訪分社として建立した。しかし、祭主の健康不良によってやむなく閉鎖となり、ここ諏訪分社だけは残った。

参拝方法としては近くにある謎の物体を貧棒で三回叩き、自らの足で三回蹴り、最後に貧乏神に向けて豆を投げつけるとのこと。

貧乏神の周りに貼り付けられているのは世俗における不幸な事柄である。果たしてご利益は如何なものか。

参考

貧乏神神社

丸井伊藤商店

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